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ねこねずみでもぶるように、(もてあそぶ)
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:92% 作品を確認(青空文庫)
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おちょくる・からかう・もてあそぶ
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前後の文章を含んだ引用
......模様をまた仔細しさいに話しつづけた。  こうしたふうで葛藤かっとうは葉子の手一つで勝手に紛らされたりほごされたりした。  葉子は一人ひとりの男をしっかりと自分の把持はじの中に置いて、それがねこねずみでもぶるように、勝手にぶって楽しむのをやめる事ができなかったと同時に、時々は木村の顔を一目見たばかりで、虫唾むしずが走るほど厭悪けんおの情に駆り立てられて、われながらどうしていいかわから......
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猫(ねこ)
鼠(ねずみ)
・・・1.ネコ科の哺乳動物の総称。形は虎に似て、柔軟な体や出入り自由な爪、鋭い感覚のひげを足を持つ。暖かいところを好み、鼠(ねずみ)をよく捕るとされる。
2.(猫の皮を胴張りに用いるところから)三味線の異称。
3.猫車(ねこぐるま)の略。
4.猫火鉢(ねこひばち)の略。
5.ふいごの内側についていて、空気の出る孔をふさぐ革。
・・・1.ネズミ科の哺乳動物の総称。人家の付近などに住む、敏捷な小動物。繁殖力が高く、食害や伝染病の原因となるため嫌われている。
2.鼠色(ねずみいろ)の略。
3.比喩として、こそこそと悪事を働く者、ひそかに害をなす者のたとえ。
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