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笑っている本人の内側で心だけが、貧しくなる。どんどん虫食いに侵されていってしまう。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
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愛想笑い・作り笑顔
心の病気(ノイローゼ)
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......り、竜一郎と出会うよりももっと前から始まっていたのだと思えた。 しかし本当はきっと、そういうことがいつ、どこからはじまり、どこへ行きつくのかは誰にもわからない。笑っている本人の内側で心だけが、貧しくなる。どんどん虫食いに侵されていってしまう。「単に薬を間違えたっていうことはないだろうか。」 真由が運ばれた時、病院の廊下で竜一郎は言った。状況はもう、絶望的だった。「そうね。……若いのにね。」 と私は答......
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愛想笑い・作り笑顔の表現・描写・類語(表情・顔に表れた気持ちのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の弱々しい笑顔が浮かんでしまう。誰も入れてもらえなかった笑顔が。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
いごこちの悪い微笑み
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
落葉のような乾いた笑いをまき散らしながら
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
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心の病気(ノイローゼ)の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
洋子は、自分が、バランスを崩しつつあることを自覚した。支えきれないほど大きなトレイを持たされて、そこに載せられた幾つもの玉を安定させようと腐心しているかのようだった。一つを気に掛ければ他方が走り出し、落とさぬように慌てた動作のために、今度は一斉に反対に玉が転がり出してしまう。……そんなことの繰り返しだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
(PTSD)雷鳴をテロの爆発と聞き違え、見つめられることを脅迫されているかのように錯覚してしまう、こんな滑稽な、馬鹿げた自分
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
人間のしくみはたいていとても単純でよくできている。複雑にしてしまうのは心と体がばらばらに働き、心のほうが暴走してゆく時だけだと思う。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(うつ病)牛久 営業所にいた四十二の男で、半年前に営業所次長の職を突然返上するといい出し、鬱病と診断され、休職していた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
ただ笑うだけでその話には乗らなかった。
梶井基次郎 / ある崖上の感情
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
首をのけぞらせて笑ったりしている。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
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