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地上の何者をも平伏 さしてしまうであろう、その清らかな胸に波打つふくよかな呼吸……。
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:48% 作品を確認(青空文庫)
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乳房・乳首
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前後の文章を含んだ引用
......の下に、夢うつつの心を仄 めかしております。 ……冷たい……物々しい、九大法医学部屍体解剖室の大理石盤の上に、又と再び見出されないであろう絶世の美少女の麻酔姿……地上の何者をも平伏 さしてしまうであろう、その清らかな胸に波打つふくよかな呼吸……。 その呼吸の香 に酔わされたかのように若林博士はヒョロヒョロと立直りました。そうして少女の呼吸に共鳴するような弱々しい喘 ぎを、黒い肩の上で波打たせ初めたと思うと......
単語の意味
ふくよか
胸(むね)
ふくよか・・・ふっくらと柔らかそうに膨らんでいる。また、いい匂いがする。また、ふわっとしたいい香りがするさま。
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白い元結のような幾条(いくすじ)もの乳汁
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
(垂れた乳)胸なんかゆうたら水風船みたいなもんで、ぱんぱんのときはええけども人によってはあのように靴下になるのです。あれ見てみ、足入れてない男もんの靴下二枚ぶらさがってるように見えるやろ
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
白い昼月のような遠い乳房
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
グレープフルーツのような乳房
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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抱きあまるほど豊満なふところ
吉川英治 / 八寒道中
まるで双生児(ふたご)のような白いつやつやした隆起が、胸いっぱいに行儀よく並んでいる。
石坂 洋次郎 / 颱風とざくろ amazon
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