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せみの声網目の如し
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:89% 作品を確認(青空文庫)
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蝉(せみ)
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......た。二つ買う。  現実に戻ると、日給の八十銭は仲々ありがたい。         * (七月×日)
薄曇り四年にわたる東京の 隙間をもれて 思い出はこの空気の濁り 午後にやむ雨 せみの声網目の如し 胸のとどろ小止おやみめぐる血 西片町のとある垣根の野薔薇のいばら 其処そこここにとらわれる風 小さき詩人よ 所在ありかなくさまよう詩人 窮して舞う銭なしの詩人 寂寞の重さにひしがれ 彷徨さまようは旅の夢跡
......
単語の意味
蝉・蟬(せみ)
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
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しいんしいんと蝉が鳴きたてている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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