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ニヤリと笑ってなにもかも把握しているかのようにうなずく
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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微笑み・薄笑い
頷く・相槌を打つ
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前後の文章を含んだ引用
......ス最高の営業の男性はもういない。仕事もよくできて空気もよく読めて察しも良く、でも察しが良すぎるせいで他人の言葉には常に裏の意味がこめられていると思っていた彼は、ニヤリと笑ってなにもかも把握しているかのようにうなずくのがクセで、自分の周りは敵だらけだと思っていた。主導権を常に自分で握りたがっていて、上司の下で働いていることを認めたがらず、上の命令で動くときも〝俺〟が決めた、......
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微笑み・薄笑いの表現・描写・類語(口・顎のカテゴリ)の一覧 ランダム5
口もとに微笑が、日にかがやいている出水(いずみ)のように湧き上がる
佐藤 春夫 / 佐藤春夫 amazon
自信ある女優が喜劇の舞台にでも現われるように、軽い微笑を右の頬 だけに浮かべながら
有島武郎 / 或る女
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頷く・相槌を打つの表現・描写・類語(喉・首・うなじのカテゴリ)の一覧 ランダム5
前髪についたほこりを落とすように小さくうなずいて、
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
それは分っています、と独り合点にうなずいた。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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「口・顎」カテゴリからランダム5
口の端の方にうっかりすると見落としてしまいそうなほどの微かな笑みを浮かべて
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
自尊心が満足させられ微笑することができた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
地味な顔立ちだが、笑うときと普段の顔にギャップがあり、無表情に近い普段の表情が、笑うと目元が垂れて最高に優しそうに見える。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
美しくひそめられた深刻な眉は、少女の笑顔にぱっと変わった。雲間から光が射すように、彼女は私に微笑みかけた。
よしもとばなな / 波 ──あとがきとして「まぼろしハワイ」に収録 amazon
そう言うと、しゃべり疲れたように微笑んだ。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
「喉・首・うなじ」カテゴリからランダム5
ゆっくりうなずいた。嬉しそうに、心をこめたうなずきかたで。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
(水拭き、寝たきり老人の体を拭く)乳房の表面はタオルの水分を吸い取って、ほんのわずか潤んだ色をみせる。手を休めるとすぐにまた白っぽく乾いてゆく。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
つけて食べるのではなく、ジャムそのものを食べる。スプーンの運びと口の動きだけを見ていると、カレーライスを食べているようにたくましい。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
滅茶苦茶に手足をゆらめかしたが、まるで海月(くらげ)、漂っていると言った方が当っている
北 杜夫 / 牧神の午後・少年 (1977年) amazon
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