室内のようすの比喩表現の例文 一覧

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室内のようすの比喩を使った文章の一覧(209件)
ウナギの寝床のように細長い造りの家
内田 康夫 / 釧路湿原殺人事件 amazon
歯軋りのような空調の音
小川 洋子 / 余白の愛 amazon
劇場の奈落のように、裸の壁が裸の電球に照らされた、殺風景な通路
岩田 豊雄 / 獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 amazon
庭ごしらえが城のように豪華の料理屋
室生 犀星 / 舌を噛み切った女 (1957年) amazon
走らせばひなびた鈴のような音を立てる杼(ひ)
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
家内を歩く足音が水底のように冷めたく心の中へも響いて聞える。
水上 瀧太郎 / 山の手の子「俤 (百年文庫)」に収録 amazon
硝子戸はまるでカアテンを吊したように雨で白く煙っている。
林 芙美子 / 女性神髄「林芙美子全集〈第6巻〉女性神髄・女の日記 (1952年)」に収録 amazon
窓から流れこむ斜光線の明るい小川
開高 健 / 裸の王様「パニック・裸の王様 (新潮文庫)」に収録 amazon
チューリップが虹のようにゆれる庭
松谷 みよ子 / はと「黒い蝶・うさぎのてぶくろ ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
雪の頂から星がひとつ下がったように、入相の座敷に電灯がつく。
泉 鏡花 / 眉かくしの霊「高野聖・眉かくしの霊 (岩波文庫)」に収録 amazon
一晩じゅう、かけっぱなしの扇風機が動力が弱いせいか空缶を引きずるような音をたてて鈍くまわっていた。
林 芙美子 / ボルネオダイヤ「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
トンネルのような廊下
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
洗面台の水栓が急に息をついたようにがうっと風を吸っている。
林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
その家は鰻の寝床のように奥深い構えで
林 芙美子 / 風琴と魚の町/清貧の書 amazon
腫物のようにぶわぶわした畳の上に
林 芙美子 / 風琴と魚の町 amazon
風も凪いで、広庭の中は風景画のように森としていた。
林 芙美子 / 山中歌合「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
桝(ます)の底のような営庭
立野 信之 / 軍隊病「軍隊病―兵士と農民に関する短篇集 (昭和4年) (日本プロレタリア作家叢書〈第5篇〉)」に収録 amazon
未熟な少女のように@略@光沢なく点っている。
葛西 善蔵 / 悪魔「葛西善蔵全集〈第1巻〉 (1974年)」に収録 amazon
洗い流したように古びた畳の色
林 芙美子 / 魚の序文「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
日はうららかに川面を射て、八畳の座敷は燃えるように照った。
谷崎 潤一郎 / 刺青「刺青・秘密 (新潮文庫)」に収録 amazon
電球の球は堅い蕾のように@略@光沢なく点っている。
葛西 善蔵 / 悪魔「葛西善蔵全集〈第1巻〉 (1974年)」に収録 amazon
貝殻のようにぴたりとかたく蓋をした御門
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
のように折れ曲った廊下
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
襖をたてると昼間でも黄昏のように暗い部屋だった。
林 芙美子 / 河沙魚「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
太い脚のような
伊藤 整 / 氾濫 amazon
動物の檻のように並んだ個室
安岡 章太郎 / 海辺の光景 amazon
丸い円盤のような電灯
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
四角い光を切り取って据えた様な縁側の明るさ
高樹のぶ子 / その細き道(遠すぎる友) amazon
四角い光を切り取って据えたような縁側の明るさ
高樹のぶ子 / その細き道(遠すぎる友) amazon
どこかで布団を叩く音が鞭のように聞こえる
高樹のぶ子 / その細き道(遠すぎる友) amazon
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