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味・歯触り・舌触りの比喩を使った文章の一覧(84件)
口の中で花火が破裂したような衝撃が走った
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
無理につめこんだ飯が胃の中に石のように固まる
新田 次郎 / 縦走路 amazon
コニャックが火の塊のように喉に落ちる
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
口の中が酸っぱくなって百面相の稽古みたいになる
福永 武彦 / 草の花 amazon
一抹のあと味のわるさが、カスのように胸の底に残っているのだ。
石坂 洋次郎 / 颱風とざくろ amazon
天国へ登るような美味さ
林 芙美子 / 泣虫小僧 amazon
舌を焼くような熱いのをフウフウ言いながらすすり込む
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
昼食を食べると、蛙が獲物を丸のみしたみたいに腹がふくれて、ボーダーのカットソーのお腹のとこの横線の形が変わり、ゆるい曲線を描いている。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
トーストとリンゴ・ジュースで朝食を済ませた。煙草とビールのおかげで喉はまるで古綿をつめこまれたような味がする。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
煙草は湿った新聞紙を丸めてガスバーナーで火をつけたような味がした。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
鱒は懐しい味がした。夏の山道のような味だ。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
丸かじりすると口の中で皮がはじけ、水気たっぷりの甘酸っぱい味が広がる。飾り気のない励ましの味がする。
平田圭子 / ワーキングマザー amazon
まるで最上のシャーベットのように舌の上でさらりと溶ける
雁屋哲 / 美味しんぼ42巻 amazon
虫歯の穴にジーンと沁みてきそうな原始的な甘み
東海林さだお / 駅弁の丸かじり amazon
その他の感覚を表す比喩表現
その他の食べ物のおいしさを表す比喩表現
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