気分が晴れない・落ち込むの比喩表現の例文 一覧

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気分が晴れない・落ち込むの比喩を使った文章の一覧(268件)
鏡の中でまた鏡を見るような、奥へ奥へ引っぱられてる重苦しい夢のような気持ち
安岡 章太郎 / 安岡章太郎集〈1〉ガラスの靴 ジングルベル 宿題 愛玩 蛾 他 amazon
青い顔で、罪人のようにうなだれる
源氏 鶏太 / 家庭の事情 (1963年) amazon
少女がうなだれて、鶏のようにびくびくする
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
絶望を嚥(の)みこむような表情
檀 一雄 / リツ子・その愛 amazon
走り雲の落としてゆく影のように、顔が瞬間暗くなる
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
表情が淵のように蒼ざめて沈んで行く
石川 達三 / 花のない季節 amazon
死にかかった希望を胸のなかに抱く
佐藤 春夫 / 怪奇探偵小説名作選〈4〉佐藤春夫集―夢を築く人々 amazon
身体中の筋肉が腐っていくようなだるさ
山田 太一 / 飛ぶ夢をしばらく見ない amazon
萎れた花のように首を垂れる
大仏 次郎 / 冬の紳士 amazon
倦怠が苔のように生える
瀬戸内 寂聴 / 愛すること―出家する前のわたし amazon
不気味な倦怠の砂漠
瀬戸内 寂聴 / 愛すること―出家する前のわたし amazon
声が経文を読むように暗い
笹沢 左保 / 終りなき鬼気 amazon
腰の折れた瓦斯(ガス)のような声を立てる
室生 犀星 / 舌を噛み切った女 (1957年) amazon
ぽっちゃりな身体を作ってしまう豚のようなメンタリティー
羽田 圭介 / スクラップ・アンド・ビルド amazon
怒濤のような悔やしい思い
椎名 誠 / 犬の系譜 amazon
急に陽の翳ったような表情になり、目をふせた。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 amazon
風が利用できなくなった帆船のような失望
岡本 かの子 / 岡本かの子全集 amazon
泥沼に墜ちたようなこの頃の悩み
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
絶望が、心の中にぎざぎざと鋸(のこぎり)のような歯を立てる。
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
見送るウメは、まるで胸の中のもの全部をこそげとられて了(しま)ったような、絶望的な、うつろな気持だった。
妻たち(網野菊)「現代日本文学全集〈第39〉平林たい子,佐多稲子,網野菊,壷井栄集 (1955年)」に収録 amazon
のような倦怠
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
まるで別れ話でも持上った女のように、シオシオと、その後に蹤(したが)った。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
のように青ざめて、呆然としている。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) amazon
濡れた犬のようにしょんぼりとしていた。
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
あだかも名優の演劇(しばい)が幕明きにならぬ間に閉場(はね)てしまったように
内田 魯庵 / くれの廿八日「くれの廿八日 他一篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
吐き出したいような自己嫌悪
宇野 千代 / 色ざんげ amazon
一万噸(とん)の戦闘艦が戦争(たたかい)の初まらぬうち沈没してしまったように
内田 魯庵 / くれの廿八日「くれの廿八日 他一篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
風船のように萎んでしまう。
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
罪人のように深く頭を垂れながら
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
ずっと消えることなく心に掛かっていた鬱屈の霧
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
内面に吹き荒れたであろう葛藤の嵐
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
教室のイスにとろけた飴みたいにだらしない格好で、座っていた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
煙草は湿った新聞紙を丸めてガスバーナーで火をつけたような味がした。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
未来が途方もなく厚い重い灰色の壁のようにしか感じられない
山川方夫 / 山川方夫全集〈4〉一人ぼっちのプレゼント amazon
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