地上・陸地の比喩表現の例文 一覧

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地上・陸地の比喩を使った文章の一覧(440件)
動くものの影とてない荒涼たる砂の海
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
斜面に鳥の群れのようにとまっている家々
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
羊の群れのように見える白い岩
曽野 綾子 / 夫婦の情景 amazon
山々が海のうねりのように波を果てしなくたたんでいる
松本 清張 / 空白の意匠―松本清張短編全集〈10〉 amazon
のように荒れくるい、また静まる厖大な森
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
夜の森は静かに荒くるう海のよう
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
燦然と絵巻のような景色が展開する
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
昼寝しているような静かな住宅街
三上 延 / ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち amazon
ぬっと胸を突きだしたような段丘
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
屏風のように連なる丘
大岡 昇平 / 武蔵野夫人 amazon
童話に出てくる都市のような美しい町
遠藤 周作 / 何でもない話 amazon
山にせまられて帯のように細い領地
海音寺 潮五郎 / 執念谷の物語 amazon
のように崖が突き出す
日野 啓三 / 夢の島 amazon
崖が屏風のようにそそり立つ
西木 正明 / 『幸福』行最終列車 amazon
火山灰層の影が、名工の刻んだ天然の屏風
石森 延男 / コタンの口笛 第2部 amazon
連山が障壁のように空を斜めに区切る
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
ショートケーキのようにボロボロ崩れやすい土
カレル チャペック / 園芸家12カ月 amazon
けし粒でも振りまいたように土が柔らかにこなれる
トルストイ / トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇 amazon
南北に長く木の実を海上に浮かべたような
塩野 七生 / ロードス島攻防記 amazon
大蛇のうねるような
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
はしごをのぼるような
深沢 七郎 / 妖木犬山椒 amazon
山脈が皺のよった毛布のように拡がる
遠藤 周作 / 何でもない話 amazon
のように波打つ峰をひろげる連山
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
鳥の背骨のようにある山脈
塩野 七生 / ロードス島攻防記 amazon
家をゆすって遠いかみなりのような地ひびきをさせ、なにかが通っていきました。
松谷 みよ子 / はと「黒い蝶・うさぎのてぶくろ ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
鋼鉄のような川石
室生 犀星 / あにいもうと「幼年時代・あにいもうと (新潮文庫)」に収録 amazon
のような
坪田 譲治 / 風の中の子供 (1949年) amazon
水飴のように光っていたその泥
伊藤 整 / 馬喰の果て (1954年) amazon
雨気をふくんだ叩きつけるような重たい風が崖の上から吹きおろしていた。
林 芙美子 / 骨「新潮日本文学 22 林芙美子集 放浪記・稲妻・浮雲・風琴と魚の町・清貧の書・泣虫小僧・牡蠣・晩菊・骨・下町」に収録 amazon
無口な温情をもって見守ってくれる 「お山」
石坂 洋次郎 / お山「わが日わが夢 (1959年) (新潮文庫)」に収録 amazon
のように静かな山の姿
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
何といっても浅間の美しさは限りなかった。美しいというよりは、いっそなまめかしい。怠惰な裸女の寝姿のようだった。
坂口安吾 / 佐久の夕映「日本の文学〈第63〉坂口安吾,織田作之助,檀一雄 (1969年) 白痴・道鏡・堕落論・他6篇 夫婦善哉・放浪・世相・他5篇 花筐・佐久の夕映・誕生・他3篇」に収録 amazon
薄墨で掃いたようななだらかな連山
小田 岳夫 / 城外「城外・紫禁城の人―他二篇 (1957年) (角川文庫)」に収録 amazon
白刃のような雪峰
司馬 遼太郎 / 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 amazon
父の額らしい山襞
堀 辰雄 / 風立ちぬ amazon
大きな波濤のような傾斜
島崎 藤村 / 千曲川のスケッチ amazon
のような浅間一帯の大傾斜
島崎 藤村 / 千曲川のスケッチ amazon
淼々(びょうびょう)たる海原のよう
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
巨大な凍原(ツンドラ)の果てしない拡がりは、地球の表面のすべてが象皮病のように厚ぼったい感触に死に枯れ果てたように思われる。
平林 たい子 / 大草原「日本の文学〈第48〉平林たい子,大原富枝 (1969年)地底の歌・秘密・桜・他 婉という女・大草原・他」に収録 amazon
窖(あなぐら)のような崖下の暗さ
林 芙美子 / 骨「新潮日本文学 22 林芙美子集 放浪記・稲妻・浮雲・風琴と魚の町・清貧の書・泣虫小僧・牡蠣・晩菊・骨・下町」に収録 amazon
斧で断ち割ったような
三浦 朱門 / 冥府山水図 amazon
ところどころに、雑木林が島のように浮かび
松谷 みよ子 / 黒い蝶「黒い蝶・花びら (1978年) (講談社文庫)」に収録 amazon
尾を拡げた孔雀のような椰子林
横光 利一 / 王宮「定本横光利一全集 (第10巻)」に収録 amazon
雲のごとき上野谷中の森
永井 荷風 / 日和下駄 amazon
沼の底に似た森
牧野 信一 / ゼーロン amazon
山高帽のような形をした島
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
緑色の棒を寝かせたような半島
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
あらゆる色彩の@略@日傘になる
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
微風が到るところで、彼女(高原)の柔らかい産毛のような若草と戯れ
立野 信之 / 軍隊病「軍隊病―兵士と農民に関する短篇集 (昭和4年) (日本プロレタリア作家叢書〈第5篇〉)」に収録 amazon
草汁を撒きかけたように、斑な緑が町並のところどころを染めて涼しかった。
岡本 かの子 / 落城後の女「岡本かの子全集〈4〉 (ちくま文庫)」に収録 amazon
燃えたつようにシバザクラが一面に咲いていた。
山口 瞳 / シバザクラ「山口瞳大全〈第5巻〉」に収録 amazon
魚の群のように散歩着の人々が流れて
松谷 みよ子 / 夜「松谷みよ子の本 (第4巻) 童話・詩」に収録 amazon
のような春の里
夏目 漱石 / 草枕 amazon
ぞろぞろと蟻の行列のよう
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
タクシーは天道虫のように、ゆるい坂から山の手へのぼる。
永井 龍男 / 絵本「朝霧・青電車その他 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
山全体が夢見るような多彩な美しさでした。
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
毒茸のようにけばけばしい家並み
阿刀田 高 / Y字路の街「だれかに似た人 (新潮文庫)」に収録 amazon
市街の割れた柘榴のような全相がきらきらと陽に輝き渡っている眺望
横光 利一 / 青い石を拾ってから「横光利一全集〈第2巻〉 (1955年)」に収録 amazon
停留所はまるで祭帰りの道のように、キャラメルの箱や、鼻をかんだ塵紙があっちこっちに散乱して
林 芙美子 / 山中歌合「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
キノコの群のような家並
日野 啓三 / 夢の島 amazon
遥か先には雑木林のくすんだ緑が、紙屑でも丸めたような形に小さく見える。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
空地は平らで、くるぶしまでの柔かい草が浅瀬のように広がっていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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