動き・反応・変化・現象の比喩表現の例文 一覧

日本語表現インフォ > 比喩表現の一覧 > 感覚の比喩 > 動き・反応・変化・現象の比喩表現

動き・反応・変化・現象の比喩を使った文章の一覧(380件)
蟻の甘きにつくごとく押し寄せる
里見 トン / 極楽とんぼ amazon
泡が水銀のように光る
宮沢 賢治 / やまなし amazon
何台ものバスがまるで渓流を上下する巨大な鱒(ます)のように往き来した。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
因果の糸を手繰る
阿刀田 高 / 恐怖コレクション amazon
成長願望のように体をくねくね動かす
干刈 あがた / ウホッホ探険隊 amazon
放浪人が落ち葉のように吹き寄せられる
林 芙美子 / 林芙美子文庫〈〔第9〕〉松葉牡丹 amazon
水が硝子板をしいたように凍る
宮沢 賢治 / なめとこ山の熊 amazon
水を含んだ角砂糖のように崩壊する
倉橋 由美子 / 倉橋由美子の怪奇掌篇 amazon
のように整然と頭にある計画
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
手負いの獣のごとく猛り狂う
池波 正太郎 / 鬼平犯科帳〈1〉 amazon
丸太ん棒のように丘を転がり落ちる
杉本 苑子 / 今昔物語ふぁんたじあ amazon
電線の雀みたいにプールの縁に並ぶ
富岡 多恵子 / 砂に風 (文春文庫 amazon
鋭く切り立った尾根が前後の植物相を一変させるみたいに
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
彼女の体は今にも分解して消え失せてしまいそう
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
口の中が埃でざらざらする。ぼくぼくと灰の中を歩いているようだ。
火野葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊 麦と兵隊」に収録 amazon
砂埃は黒煙のように街に漲った
小杉 天外 / 初すがた amazon
黄色い土煙が濛々と立ちのぼり、煙の幕の中に進軍して行く部隊が影絵のようになったり
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
細かいガラス屑のような飛沫
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
大地から立ちのぼる炎に似たかげろう
北 杜夫 / 谿間にて「新潮日本文学 61 北杜夫集―楡家の人びと・他」に収録 amazon
黄塵を被り、土人形のようになり
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
山をトロッコが下るように、勢いをつけて進む。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー 角川文庫 amazon
やつは吃驚して長い廊下を獅子舞いのように走って逃げた。
林 芙美子 / 山中歌合「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
今年の春ごろから秋にかけて、背丈がスカンポのように伸びていた。
木山 捷平 / 初恋「落葉・回転窓 木山捷平純情小説選 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
のように暴れ廻っている
堀 辰雄 / 風立ちぬ amazon
植林してきちんと並んだ大木みたい
ペンライト(村上龍)「魔法の水 (角川ホラー文庫―現代ホラー傑作選)」に収録 amazon
のように路傍に立ちならんだ兵卒ども
立野 信之 / 軍隊病「軍隊病―兵士と農民に関する短篇集 (昭和4年) (日本プロレタリア作家叢書〈第5篇〉)」に収録 amazon
カメレオンのように、よく変った。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
こおりがとけたように
あまん きみこ / おにたのぼうし amazon
鼯(むささび)のごとく逃げた。
池波 正太郎 / 剣客商売 amazon
のようにしつこく逃げまわって
北 杜夫 / 硫黄泉「牧神の午後 (中公文庫 A 4-9)」に収録 amazon
停留所はまるで祭帰りの道のように、キャラメルの箱や、鼻をかんだ塵紙があっちこっちに散乱して
林 芙美子 / 山中歌合「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
荒くれた女が、野獣のように走って行く
島崎 藤村 / 千曲川のスケッチ amazon
のようにすさまじい闖入者がやってくる。
檀一雄 / 花筐「花筐・光る道 他四編」に収録 amazon
青い硝子が粉のように床で砕けて
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
のように凍った手拭
林 芙美子 / 浮雲 amazon
スコアは気球が最後の砂袋を投げ捨てるようにして六桁を越えた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
その何かが麻薬のように人の心をひきつけた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
祝賀ビラを、雪のように白く降らせている
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
「もしもし」別れた妻の声は、透明なガラスに氷が当たる音を思わせた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
その他の感覚を表す比喩表現
比喩表現のカテゴリ
表現の大区分