しらけムード・盛り上がらないの表現・描写・類語

面白くない

つまらない

早く帰りたい

（話が盛り上がらない）断片的に交わされる会話

笑わせるというのは、空気を作ること

大部屋は眠たげな空気に包まれていた。「幻のスクープ」の後遺症とでも言うべきものだった。極度の興奮と落胆。そのギャップの大きさが、こうした怠惰な空気を生み出す。

（話し尽くす）大広間一面のざわめきが精力を出し切って、乾き掠（かす）れた響を帯び、老芸人の地声のように一定の調子を保って、もう高くも低くもならなくなった。天井に近く長い二流三流の煙の横雲が、草臥（くたび）れた乳色になって、動く力を失っている。