鳥のさえずり（鳴き声）の表現・描写・類語

けたたましく鳥が鳴く

ひよこの声がますますかまびすしい

ヒワの数珠を揉み鳴らすような密かな鳴き音

ガチョウたちが品の悪い声で鳴き交わす

ガアガアと騒々しいアヒルの声

鳥たちがウルサイほどさえずり合う

鳥たちがけたたましく鳴きしきる

きいきいとガラスを擦るような鳴き声の水鳥

気の遠くなるほど小鳥たちの声に聞き惚れる

小鳥がうるさい位さえずる

名前の知らない小鳥だが、名前を知りたくなるほどの美しい鳴き声

急激な嵐の消滅のように小鳥たちの声がやむ

エサを求める雛たちの生命力に溢れたさえずり

鳥がやかましく百（もも）さえずりする

親鳥が辛抱強く小鳥に鳴き方を教えている

知らない鳥が複雑な音階で鳴く

森の鳥の空間的な広がりを持つさえずり

（ひよこ）笛を吹くような声がしきりにする。

（かささぎ）まるで、おいはぎかなにかに首をしめられて、たすけをよんでいるようなさけび声

屋根にとまったカラスたちが連絡をとり合う鋭い声が聞こえる。

郭公の声が一筋、柔らかな光の中を横切って彼方の稜線に消えて行く。

「チチババチバチバ」という可愛らしい雲雀の声

ぞっとするくらい寂しげに、トンビの鳴き声が大気にたなびく。

鳥がツンツン鳴きました。

しばらくは無言でぼんやり時間を過ごすうちに、一列の雁（がん）が二人を促すかの様に空近く鳴いて通る。

小鳥の鳴声が今更賑わしく鮮明な空間の壁絨（へきじゅう）をあっちへこっちへ縫いつつ飛ぶ。

何とも知れない鳥の声が、瀬戸物の破片を擦り合すような鋭い叫声を立てている。

もう杉の森に、鴉が、があがあと騒いでいる。

大きな櫟（くぬぎ）の木へたくさん渡り鳥がやって来ている声がした。

遠くで青空（れいめい）をつげる鶏の声がしている。

近所の木立からまるでねじでも巻くようなギイイイッという規則的な鳥の声が聞こえた。我々はその鳥を「ねじまき鳥」と呼んでいた。妻がそう名づけたのだ。本当の名前は知らない。どんな姿をしているのかも知らない。でもそれに関係なく ねじまき鳥 は毎日その近所の木立にやってきて、我々の属する静かな世界のねじを巻いた。

朝露のような湿り気を持った 雀 の快活な 啼声なきごえ

文鳥 がちょっと濁ったような丸味のある声でしきりと 啼なき立てた。

通り雨は、終りかたも急激でした。ふたたび草原はほの白くなり、小禽ことりたちが夢からさめたように騒ぎだし

山鳩 がベエトヴェンの交響曲の主題を二小節鳴いた。