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嫉妬・うらやましいの表現・描写・類語
嫉妬そのものが、権利だけ主張して義務は認めようとしない、愛玩用の猫ていどの代物
安部 公房 / 他人の顔 amazon
一刻の休息もなく癌のように増殖しつづける嫉妬の自家中毒
安部 公房 / 他人の顔 amazon
嫉妬はまるで女の皮膚のようなもので、あらゆる女は子供の時からそれをみがきたてながら成長するのである。
森田 たま / もめん随筆〈続〉 amazon
肌にトゲを刺されたようなたまらない嫉妬
林 芙美子 / 骨「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
内心で暗い炎を燃やす
乾 くるみ / イニシエーション・ラブ amazon
黒い嫉妬の念を心中にうずまかせる
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
有島武郎 / 生まれいずる悩み 青空文庫
心の底の動揺に刺激されてたくらみ出すと見える残虐な譎計
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
本浦博士は先生に嫉妬したそうである。そうした上層階級一部の好意が、恰も自己の勢力が分割されるように懼れたに違いない。いや、己れの顧客の好意が少しでも他に亙るのが不快であったのであろう。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
うらやましいから、だいきらい。人間って単純で複雑だ。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
まぶしすぎる日の光は無性に腹が立つ
NHK 龍馬伝
岡本かの子 / 雛妓 青空文庫
うらやましくなってきて鼻の中が熱くなった。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
ひどい 嫉妬 というのは本人と相手の関係性ではなくて、ほとんどの場合単にエネルギーの低さを表すのだ。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
そうなんだ、とわたしは言い、いささか大袈裟な相槌を打った。胸の内では全く別のことを考えながら。 「きれいな人だから」と野呂は口にした。その言葉だけがわたしの中に烈しく渦を巻いていた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
嫉妬の蟻地獄を這いまわることになった
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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