日本語表現インフォ > 人物表現 > 歩く・歩き方 > 走る・駆け回る
走る・駆け回るの表現・描写・類語
暗殺者が凶行に及ぶ瞬間みたいに、凄い勢いで走っていく
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
忠実で鼻のいい猟犬さながらグラウンドを駆ける
奥泉 光 / 石の来歴 amazon
すがすがしい気分になり、さらに速く走る。身体が風に溶けそう。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
脱走犯人か何かのように、改札囗目がけて走り出した
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
風に送られる木の葉のように気まぐれな速度で走り続けた。
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
長い手足をアヒルのようにぶきっちょにふって走った。
開高 健 / 裸の王様 amazon
犬のように唾を顎にたらし腹をつきだしてのこのこ走っている
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
飛ぶようにしてそこから三里ある村へ向けて走り出した。
深田 久弥 / 四季の山登り (1963年) amazon
弾丸のように走りはじめた。
檀一雄 / 花筐「花筐・光る道 他四編」に収録 amazon
風のように走れたのです。息 も切れず膝 もあつくなりませんでした。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 青空文庫
足の早いことは決して猿 などに劣りません。
芥川龍之介 / 河童 青空文庫
風のやうに走り出した。
芥川龍之介 / 芋粥 青空文庫
小犬が駱駝の周囲を疾風のごとく廻転して
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
矢のように走って行く。
有島武郎 / 生まれいずる悩み 青空文庫
夜目にも白くほこりを巻いて
芥川龍之介 / 偸盗 青空文庫
あらしのように通りすぎた。
芥川龍之介 / 偸盗 青空文庫
横光利一 / 日輪 青空文庫
あどけない足取りでぱたぱたと駆けて行く
岡本かの子 / 雛妓 青空文庫
宙を翔 るように、街道を急いで行った。
吉川英治 / 無宿人国記 青空文庫
風の中を走ってゆく。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
歯を食いしばって駆け出した。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
睦子は風のように早かった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
まるで弾着の延びる早さを、駈けて 凌駕 することが出来るかのように(戦場に駈けていく)
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
あと 50 個の表現が登録されています
ログインして全部見る
ログインして全部見る
同じカテゴリの表現一覧
歩く・歩き方 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ