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パンの味、おいしさを伝える表現・描写
カレーパンは木の葉型というか、紡錘形というか、あの形が一番いい
東海林さだお / 鯛ヤキの丸かじり amazon
ゾリゾリと聞こえるのはカリカリに焼いたパンの表面をバターナイフの先が直にこすった時の音。バターの塊が熱で急に他愛もなく溶けていき、パンの小さな凹みという凹みに染み込んでいく。濃厚なバターの味、パンに染み込んで一体となったパンとバターの味、そしてその下の、少し湿り気をおびたパンの味、最終的に口の中はバターの脂にまみれる。
東海林さだお / 鯛ヤキの丸かじり amazon
最初はほんのちょっと抵抗の気配を見せたバターの塊が、熱で急に他愛もなく溶けていき、パンの小さな凹みという凹みに染み込んでいく
東海林さだお / 鯛ヤキの丸かじり amazon
彼女はまるでレンブラント(オランダの画家)が衣服のひだを描くときのように、注意深く時間をかけてトーストにジャムを塗った。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
紙ねんどのような味のするロールパン
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
(クロワッサン)三日月型のパン
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
いいぱんだろう。ほしぶどうがちょっと顔 をだしてるだろう。
宮沢賢治 / いちょうの実 青空文庫
(メロンパン)丸くて黄色くて、カサカサしていて一番上のところがカサブタ状になっているのだが、これがどうしてメロンなのか。
東海林 さだお「タコの丸かじり (文春文庫)」に収録 amazon
(フレンチトースト)フレンチトーストをつくってみるのもよいと思う。 牛乳と卵を吸ってふかふかになったパンが、黄金色に焼き上っていて、甘くてちょっとバタくさくておいしいものだ。甘党の人には蜜またはジャムをそえて出せばよろこばれる。 この場合は、むしろスープなどより、紅茶かミルクをそえて出す方がぴったりしている。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
紫色のあんのはいった甘いパン
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
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