観覧車の表現・描写・類語
観覧車は、遠くから眺めると、タンブラーの縁に掛けた輪切りのオレンジのようにも、角材に食い込んだ円盤形の電動ノコギリのようにも、見える。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
(閉園間際の観覧車)どの箱にも乗客の姿はない。たくさんの空っぽの箱が、くるくると無為に空中を回転しているだけだ。まるで世界そのものが尻すぼみの終局に近づいているみたいに。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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