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イビキ・寝息の表現・描写・類語
僕のシャツの袖は彼女の寝息であたたかく湿っていて、それが妙にくすぐったく感じられた
村上春樹 / 回転木馬のデッドヒート(今は亡き王女のために) amazon
万象に疲れた人のような鼾をかく
夏目 漱石 / 門 amazon
遠くの戦車の轟きに似たような、いびきの音
曽野 綾子 / 夫婦の情景 amazon
潮を噴くようにイビキをかく
大庭 みな子 / 啼く鳥の amazon
蠎蛇(うわばみ)のような鼾を掻き
宮尾 登美子 / 櫂 amazon
母上は疲れ果てたように、間もなく破れた草笛のような、かすれた小さい寝息を立てて眠った。
大原 富枝 / 婉という女 amazon
夢のなかにいるひとの息づかい。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
霧笛のようなもの哀しいいびき
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
子供のようにすやすやと安らかないびきが葉子の口びるからもれて来た。
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
人のいい主人の鼾 も平らだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
肉体労働に疲れきった男の苦しげな鼾
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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