日本語表現インフォ > 食べ物表現 > いも類 > サツマイモ
サツマイモの味、おいしさを伝える表現・描写
(焼き芋)汚なづくりのおじさんが、汚なづくりの屋台を引っぱって歩きつつ、ときどき「いーしやーきいもー。早く来ないと行っちゃうよー」などと寝ぼけた声で放送しながら冬の木枯らしの中を歩いていくというイメージ
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
すじのない栗のようなホコホコとした味のサツマ芋
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
ぬくもりのあるねっとり甘い藷(いも)の粒子が、舌と口腔をくまなく塗りつぶすような味
檀 一雄 / リツ子・その愛 amazon
(おいらんは、)薄くてうす赤い皮。紫色を帯びたねっとりした白。細身の甘い「おいらん」はその名の通り女らしくやさしいおいもだった。反対に「金時」は大ぶりで、黄金色にぽっくりして、
向田 邦子 / 父の詫び状 amazon
まだ肌の白くかつ薄赤味を帯びた人形の手足のような甘藷(さつまいも)
長塚 節 / 土 amazon
ベッチャリしたさつまいもでも、じゃがいもより甘味があるので、喜ぶひともいた
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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