うにの味、おいしさを伝える表現・描写

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うにの味、おいしさを伝える表現・描写

チュッと吸い込むウニのなんておいしいこと

ウニは肝に匹敵するほどのカロリーがあり、洋食でいうとチーズみたいなもの。少し食べただけでも胃にドスンとくるので、風味を楽しみながらちびちび食べる。

ワサビ醤油をつけて生ウニを食べると、磯の香りが高く甘くて濃厚な味が口中にひろがる

生ウニはスルメのように初めはほとんど味がない。やがて生ウニであることが分かってくるのだが、その様はこの頃作られる極上の日本酒の様でもある。

吉田健一 / 舌鼓ところどころ　amazon

日本は世界で一番ウニを消費している国であり、ウニの養殖に関しても、世界一の技術を持っている。それでも国内の生産では消費をまかなえず、世界各地からウニを輸入している。　

口の中に甘い磯の香りと焼いたウニの香ばしさが一緒に来る。次いで、ムッチリとした重厚な旨みと上品な甘みが広がり、悶絶寸前の境地に至る。

小泉武夫 / 食あれば楽あり　amazon

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