日本語表現インフォ > 感情表現 > 気分が晴れない・落ち込む > 思い悩む・頭を悩ませる
思い悩む・頭を悩ませるの表現・描写・類語
泥沼に墜ちたようなこの頃の悩み
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
碁盤に向ったときのように腕組みをし、眉を八字によせて長い間考えこんでいた。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
彼の結論の茫漠 として、彼の鼻孔から迸出 する朝日の煙のごとく、捕捉 しがたき
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
葉子はまた自分一人の心に帰ろうとしてしばらくじっと単調な陸地に目をやっていた。
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
頭の中はいろいろなことが渦巻いていた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
ひどく落着きを失った心持になって苦しむ
宮本百合子 / 伸子 青空文庫
ポストのことばっかり考えた。もう、ポストが実体化しちゃうくらい熱心に。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
心労から寿命を縮めてしまった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
足かせを外そうと、もがき苦しんでいる
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
眉間に薄いしわを刻んでいる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
チェス盤でも眺めているかのような演奏中の表情
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
財前は、親指と中指で、両のこめかみ辺りを揉みはじめる。考えているときのいつもの癖だ。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
もっと寒くなって、ぶどうが取れなくなったら、わたしはいったいどこまでぶどうを探しに行ったらいいのだろう。そうふと考える時、わたしは深いプールに投げ込まれたように、バランスを失ってもがいた。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
部屋のあちこちをめぐり歩きながら思案に耽った。
阿刀田 高 / ゴルフ事始め「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
老司祭は机の上に 肘 をついたまま、 掌 で額を支えてしばらく黙っていられた
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
あと 45 個の表現が登録されています
ログインして全部見る
ログインして全部見る
類似・関連の強い・参考になる表現 |
堂々巡り心の葛藤悩む・困る |
同じカテゴリの表現一覧
気分が晴れない・落ち込む の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ