夜の表現・描写・類語

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夜の表現・描写・類語
雨催いで風の冷ややかな宵
山本 周五郎 / 髪かざり amazon
無限の厚ぼったい海のような夜の底
加賀 乙彦 / フランドルの冬 amazon
煤を流したような夜の暗さ
芥川 竜之介 / 蜜柑 amazon
高原の宵闇は羽をひろげるように容赦なく押し迫って一切の形を黒の溶液  に溶かしこんでしまう。
石坂 洋次郎 / お山「わが日わが夢 (1959年) (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ夕方
月が氷のように冴え返った真夜半まよなか
夢野久作 / ドグラ・マグラ 青空文庫関連カテ
九時をすぎていた。夜の暗幕が町中に落ちていて、それは雪子の中を漂う不安と似ていた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon関連カテ不安になる
夕陽の名残がほとんど消えつつある。もうすぐ夜が来る。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ夕方
隙間なく重なりあう山のシルエットも、すぐに闇に沈んでしまった。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon関連カテシルエット・影絵
闇に包まれた世界で浮かび上がる自動販売機は、灯籠のようにも見える。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon関連カテ自動販売機
墨汁の中を泳いでいるような世界
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
人の寝しずまる頃
吉川英治 / 増長天王 青空文庫
深い溪谷が闇のなかへ沈む
梶井基次郎 / 闇の絵巻 青空文庫
夜霧が白い。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫関連カテ霧・かすみ・もや
月と街灯と暗がりと横切る猫と住宅街の影の中
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ街灯・外のあかり
闇 は未来を 覆い隠し、明日の陽の光が信じられないくらい遠かった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(ビルの)二つの建物の間に薄っぺらな夜が挟まっている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテビル・建物
(マンションは)窓の半分ほどに灯りが点っている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテビル・建物
陰がさらに陰をつくる夜の闇
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ暗い・闇
(夜の山)四方の山々は 蠑螈いもり の背のように黒かった。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ
彼はしばらく空から降るような冷気の中で立ち止まり、また足を速めた。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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