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ころぶ・転倒するの表現・描写・類語
体を逸らすが景色が転がった。眩しいライトが視界を上から下にぐるっと回ったと思った時には、尻に衝撃があった。
伊坂 幸太郎 / アイネクライネナハトムジーク amazon
雪だるまのようになって転げこんできた。
阿部 知二 / 冬の宿 amazon
爪先がアスファルトのくぼみにはまり、転ぶ、と思った瞬間には、もう地面が目の先にあった。顔をぶたれる衝撃があり、体がぐにゃりと回転し、突き刺すような痛みが広がり、視界が回り、そして意識が、途切れた。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
中心を失って倒れかかる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
(足を滑らせて崖をすべる)滑ったという今の出来事がなにか夢の中の出来事だったような気がした。変に覚えていなかった。傾斜へ出かかるまでの自分、不意に自分を引摺 り込んだ危険、そして今の自分。それはなにか均衡のとれない不自然な連鎖であった。
梶井基次郎 / 路上 青空文庫
女の児がコロリとちょうど 張子 の人形でも 倒すように軽く 転がった。
志賀 直哉 / 正義派「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
その時である、彼の 雪駄 の鼻緒が切れたのは。彼はバランスを失って床に倒れかかった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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人が倒れる・倒れ込む腰が抜ける転がる(ころころ回りながら進む)よろめく・ふらつく |
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