やけくそ・自暴自棄の表現・描写・類語

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やけくそ・自暴自棄の表現・描写・類語

むきになる

関連カテじれったい・もどかしい心が乱れる・動揺する少し心が乱れる

やけくそな気分が胸元へチリチリと焼きつく

関連カテ心が乱れる・動揺する

捨て鉢な執念

自棄になる

心が大波のように荒れる

関連カテ苛立つ・イライラ心が乱れる・動揺するとても心が乱れる

やぶれかぶれ

地の底の地獄の門まで墜落してゆきたいようなやぶれかぶれな気持ち

林芙美子 / うず潮 (1964年)　amazon

やぶれかぶれになった賭博狂（とばくきょう）のように

芥川竜之介 / 歯車　青空文庫

病院からの帰り道の運転は、だから、乱暴になる。東京に帰りたくない。ふるさとにもいたくない。どこかに、どこでもいい、遠いところへ行ってしまいたい。信号が赤に変わったばかりの交差点をつっきることもある。田舎道の交通量の少なさを、恨めしく思いながら。

重松清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録　amazon関連カテ自殺願望・死にたい

心はきっと野獣のようにさらにすさんでいた。

有島武郎 / 或る女（後編）　青空文庫

治郎吉は、自分へ嗤（わら）った。

吉川英治 / 治郎吉格子　青空文庫

（病体で極寒の夜の山道を歩き続ける）定罰のような闇、膚を劈（さ）く酷寒。そのなかでこそ私の疲労は快く緊張し新しい戦慄を感じることができる。歩け。歩け。へたばるまで歩け」　私は残酷な調子で自分を鞭（むち）打った。歩け。歩け。歩き殺してしまえ。

梶井基次郎 / 冬の蠅　青空文庫関連カテストレスが快感になっていく（防御反応としての幸福感）

誰も通らない星あかりの昏（くら）い通りを、墓地の方へ歩いてみる。怖（おそ）ろしい事物には、わざと突きすすんでふれてみたいような荒びた気持ちだ。おかしくなければ、私は尻からげになって、四つん這いになって石道を歩きたい位だ。狂人みたいだと云うのは、こんな気持ちをさして云うのであろう……。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫

荒（す）さんで眼のたまをぐりぐりぐりぐりと鳴らしてみたい凄（すご）んだ気持ちだ。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫

栄花はかなり自暴自棄になった。溺れんとする者が選まず物を摑むように──《…略…》そこに出て来た一人の男に栄花は直ぐ身も心も任せて了しまった。

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ性的にふしだら

自嘲気味にため息をついた。

阿刀田高 / 狂暴なライオン「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録　amazon

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苛立つ・イライラ

気圧される

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頭をかく・頭を掻きむしる

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心が乱れたときの目つき

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歯軋り・歯を食いしばる

諦めの表情

やけくそ・自暴自棄

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