無名指【むめいし】の意味と例文(使い方)

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無名指【むめいし】とは
薬指(くすりゆび、medical finger)のこと。中指と小指の間の指。名無し指(ななしゆび)。紅差し指(べにさしゆび)。紅付け指(べにつけゆび)。第四指(だいしし、親指から四番目のため)。環指(かんし)。

語源として、昔この指は、病気を治すなど魔力の宿る指とする考えが世界中にあり、大切な指とされた。指の名前をあからさまに呼び周りに知られると、災いがやってきたり呪いをかけられて(※)、薬の効果が消えると信じられていたため名前を隠した。

※呪いをかけるには相手の名前を知る必要があるとされる。西遊記には、名前を呼ばれて返事をするとひょうたんに吸い込まれるエピソードがある。アニメ「千と千尋の神隠し」や「ゲド戦記」にも本名を知られると支配されることつながる一コマがある。


無名指【むめいし】の例文(使い方)
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