しゃがれた、ジャラジャラ声
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:61% 作品を確認(青空文庫)
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濁り、渇き声
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前後の文章を含んだ引用
......がハネ上って行きますよ!」 と、「ひやア――ッ!」焼けた鉄板でも踏んづけたようにハネ上った。 見ていた漁夫達がドッと笑った。 「然しひどい所にいるんだな!」しゃがれた、ジャラジャラ声だった。それはやはり弁士だった。 「知らないだろうけれども、この会社が此処 へこうやって、やって来るために、幾何 儲 けていると思う? 大したもんだ。六カ月に五百万円......
単語の意味
嗄れる(しゃがれる・しわがれる・かれる)
嗄れる・・・かすれる。声に潤いがなくカサカサしている。
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声が乾いて、風できしむ古い扉のよう
大庭 みな子 / 三匹の蟹 amazon
渋紙の上に砂利を撒いたような声
今 東光 / 東光金蘭帖 amazon
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(オーディオから流れる)軽快な曲に合わせるように、次から次に佳乃の口から言葉が溢れ出す。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
両手で顔を覆い、嗚咽を漏らし
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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