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憔悴しょうすい したように顔をうつむけると、長いまっすぐな髪がばさりと落ちて、さとみの姿は壁にもたせかけられてうなだれている精巧な人形のように見えた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:69% 作品を確認(amazon)
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疲れた顔
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......ろした。「きょうは何軒の店で踊ったんや?」「七軒。もうへとへとやわ」「珈琲をいれてあげよか」「ありがとう。そやけど、いまごろ飲んだら、寝られへんようになるわ」 憔悴したように顔をうつむけると、長いまっすぐな髪がばさりと落ちて、さとみの姿は壁に凭せかけられてうなだれている精巧な人形のように見えた。ほとんど全裸に近かった妖しい女体のくねりは、いまのさとみの姿からは想像もつかないのだった。「さとみが踊るのを初めて見たよ」 と邦彦は言った。さとみは顔をあげてか......
単語の意味
憔悴(しょうすい)
項垂れる(うなだれる)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
憔悴・・・不安や病気、疲労が原因でやせ衰えること。やつれること。
項垂れる・・・悲しさや不安、恥ずかしさ、落胆などが原因で、力なく首を前に垂れる。がっくりする。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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