TOP > 風景表現 > 地上の動物 >


カテゴリ検索 単語の意味
それは馬というよりは、みすぼらしい、 瘦 せた 驢馬ろば に似ていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:75% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......も虚栄心から抜けきれぬとふと思った。そして自分にまだこういうことさえ気づく余裕のあるのを嬉しく思った。 大男は軽々と司祭の体をだきあげて裸馬の背にまたがらせた。それは馬というよりは、みすぼらしい、瘦せた驢馬に似ていた。馬はよろけるように歩きだし、そのあとを役人、番人、通辞たちが徒歩で続いた。 既に路には日本人たちがかたまって一行の通り過ぎるのを待ち、馬上から司祭は微笑みながら......
単語の意味
驢馬(ろば)
驢馬・・・ウマ科の哺乳動物。馬より小さく毛色は灰色か褐色。頭が大きくて耳が長いのが特徴。馬より頑丈で労役に耐えるため昔から家畜として飼育されている。
ここに意味を表示
馬の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「地上の動物」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
地上の動物 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分