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わたしのことを『お前』って言ったりするような粗野な男ばっかり
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:83% 作品を確認(amazon)
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下品・はしたない・浅ましい
下品な、不快な言葉
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前後の文章を含んだ引用
......通じて思い描いていた〝別の人生〟への夢想が、唐突に「三角形的欲望」に刺激されそうな感じがした。「お店に来たんです、ある日、その人が。……わたしの周りって、大体、わたしのことを『お前』って言ったりするような粗野な男ばっかりなんですけど、その人は、今まで知らなかったタイプの知的な感じの人で。わたしに対する態度も、すごく紳士的なんですよー。ネットでやりとりしてても、真面目で、言葉づか......
単語の意味
粗野(そや)
粗野・・・荒っぽく洗練されていないと。乱暴なさま。がさつなこと。
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野良犬 のようにあさましい眼
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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八行ばかりに書いた老婆の記事を二行に縮めようと苦心《…略…》死人を棺につめる時、棺の外にはみ出る手足をぽきぽき折ってしまうあの葬儀屋の男と同じような残虐を、自分が働いているような気がした。
広津和郎 / 神経病時代 amazon
「局」を名乗っていながら局員は十人足らずのちっぽけな所帯で、部屋も薄暗くてひどく狭い。「ブラックボックス」。誰かが口にしたそのネーミングに悠木も深く頷いたことがある。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
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(無視されて)途端、直にさびしさに触れた。その清水のような新鮮な冷たさに身震いがした。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
鬼よりも血が冷たかろう。孤独な人間は、こうなるのが当りまえ。
吉川英治 / 野槌の百
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