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医学部とF市とは二里も離れてるのに窓がふるえるほど重い地ひびきが伝わり、高射砲の炸裂する音がパアン、パアンと聞えてきた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......昼すぎ、久しぶりでF市に長い空襲があった。いつもより敵機の数も多かったから、病院でも患者のうち歩ける者は歩かせ、それが出来ぬ者は担架に乗せて地下室に避難させた。医学部とF市とは二里も離れてるのに窓がふるえるほど重い地ひびきが伝わり、高射砲の炸裂する音がパアン、パアンと聞えてきた。灰色の雲の中をB29が鈍い眠い音をたてて何時までも飛んでいた。 夕暮になってやっと敵機は南の海に戻っていった。屋上に登るとF市の東西南北から一斉に白煙がたちのぼ......
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高射砲(こうしゃほう)
高射砲・・・飛行機を打ち落とすため大砲。高角砲。
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