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(目は)どこか放心しているようなあるいは視神経を奪い去られてしまったもののような感じがあった。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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きょとんとした目つき・虚ろな眼差し
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前後の文章を含んだ引用
......が、その笑いはたしかに心に反して強いて笑われたものであったようである。彼が私に向けた眼の中には、彼が以前、獄生活の初心者の私に示したあの軽蔑の色はなく、そこにはどこか放心しているようなあるいは視神経を奪い去られてしまったもののような感じがあった。 彼はすぐに顔をもとにもどし、しばらく眼の前の背丈の低い槙の植込みにじっと顔を向けていたが、やがて、恐る恐る首をつき出す亀のように、その太い頸を前にさしのべ、小......
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