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負傷者が何人もいました。手のない者、足のない者も大勢いました。床は大量の血で染まっていました。まさに 阿鼻叫喚 の地獄絵図でした。
百田尚樹「永遠の0」に収録 ページ位置:18% 作品を確認(amazon)
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地獄絵図・悪夢の光景
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前後の文章を含んだ引用
......が一瞬にしてやられたのです。 私は燃える飛行甲板から逃れるように、後甲板に降りました。そこには艦攻の搭乗員たちが集まっていました。どの顔もひきつっていました。 負傷者が何人もいました。手のない者、足のない者も大勢いました。床は大量の血で染まっていました。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図でした。 格納庫からは断続的に爆発音が響いてきます。我々はバケツで水を運んで消火作業をしましたが、所詮焼け石に水です。そのうちに水も出なくなり、まったくのお手上げとなり......
単語の意味
阿鼻叫喚(あびきょうかん)
叫喚(きょうかん)
足・脚・肢(あし)
阿鼻叫喚・・・地獄のような状態に陥り、泣き叫ぶこと。「阿鼻」も「叫喚」仏教で地獄を指す。
叫喚・・・わめき叫ぶこと。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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