マウスを持つ手が震えるほど腹が立った
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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立腹
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前後の文章を含んだ引用
......パイだの、工作員だのと罵られているのを目にすると、流石に心中穏やかではなかった。自分だけでなく、「既婚」で「子供が一人いる」という情報まで出ている。彼はそれに、マウスを持つ手が震えるほど腹が立ったが、同時に、何か体の芯から力が抜けて、存在が立ちゆかなくなるような感覚に見舞われた。その空隙に、冷たく、薄汚い不快が染み渡っていって、もうそのすべてを取り除くこ......
単語の意味
腹(はら)
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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山本 有三 / 波 amazon
つみかさなった侮辱にたいするいかりは彼の身体のなかですぐさまたぎった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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