尖った鼻先が少し上向き加減の、愛くるしい顔立ち
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:42% 作品を確認(amazon)
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美しい顔
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前後の文章を含んだ引用
......ら口をはさんだ。リバーも人手不足で、昼の十二時から五時まで若いウェイトレスがひとり欲しかったのである。「昼間はあかんわァ。授業を受けんとあかんもん」 由紀子は、尖った鼻先が少し上向き加減の、愛くるしい顔立ちだった。細身で背が高く、化粧といっても薄い口紅を塗っただけで、子供っぽさが体全体に残っていた。「どんな仕事ですか?」 由紀子は皿をカウンターの上に並べながら訊い......
単語の意味
顔立ち(かおだち)
鼻先(はなさき)
顔立ち・・・顔全体の形。顔のつくり。顔から受ける感じ。顔つき。目鼻立ち。
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(先生の顔は)石像のように気高く見えた。
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彼はまだ六十四歳だったが、それよりはずっと年老いて見えた。誰かがうっかり間違えて、その男の人生のフィルムを先の方まで回してしまったみたいに。
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