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それきり何も話そうとはしなかった。ふたりは再び黙りこくって、ただ向かい合っていた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:84% 作品を確認(amazon)
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黙る・沈黙
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......は口に出来なかった。 杉山はウィスキーを喉に流し込みながら考えていたが、やがて濡れたような目をあげて口を開こうとして、思い直したように唇をきつく閉じてしまった。それきり何も話そうとはしなかった。ふたりは再び黙りこくって、ただ向かい合っていた。 武内は煙草に火をつけ、すぐにそれを揉み消し、ウィスキーを飲んだ。そしてしみじみとした気持になって言った。「鈴子は、あんたと別れとうはなかったんやないかと私は思......
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