大きく空洞（うつろ）になっている臍（へそ）は美しいものとされているばかりでなく、幼児にあっては健やかに生い立つ兆（しるし）である
谷崎潤一郎 / 蓼喰う虫 作品を確認（amazon）
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へそ
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単語の意味
虚ろ・空ろ・洞ろ（うつろ）
臍（ほぞ・へそ）
虚ろ・空ろ・洞ろ・・・1.空洞（くうどう）。空っぽ。中身が何もないこと。
２．心が空っぽになり、生気がないさま。表情がボーっとして気持ちがないさま。
２．心が空っぽになり、生気がないさま。表情がボーっとして気持ちがないさま。
臍・・・１．へそ
２．決心。本心。
２．決心。本心。
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へその表現・描写・類語（胴・腹・へそのカテゴリ）の一覧 ランダム５
出臍（でべそ）というやつ、南瓜の蔕（へた）ほどの異形なもの
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
乾葡萄（ほしぶどう）のようになってしまった自分の臍
平林 たい子 / 鬼子母神「筑摩現代文学大系 (41) 平林たい子・円地文子集 地底の歌 こういう女 嘲る 盲中国兵 鬼子母神 私は生きる 花散里 ひもじい月日 くろい紫陽花 男のほね 妖 二世の縁 他」に収録 amazon
臍はやや出臍気味で、押し釦（ぼたん）のように見える。
井上 ひさし / 吉里吉里人 amazon
出臍（でべそ）という奴、南瓜（かぼちゃ）の蔕（へた）ほどな異形なもの
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
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「胴・腹・へそ」カテゴリからランダム５
胴体はまったく無抵抗にのびて、なかで臍だけが自己主張をつづけるように変ハッキリと正面を向いている
安岡 章太郎 / 青葉しげれる amazon
腰の不確かな支えの上で不自然に柔軟な動きを繰り返す腹部
大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
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