おれが神経病じゃない、世の中の奴が神経病だと頑張 っている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:57% 作品を確認(青空文庫)
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変わり者
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......ださめないためだろうと思ったくらいだ。元来この主人は近所合壁 有名な変人で現にある人はたしかに神経病だとまで断言したくらいである。ところが主人の自信はえらいもので、おれが神経病じゃない、世の中の奴が神経病だと頑張 っている。近辺のものが主人を犬々と呼ぶと、主人は公平を維持するため必要だとか号して彼等を豚々 と呼ぶ。実際主人はどこまでも公平を維持するつもりらしい。困ったものだ。こう云う......
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コズミくんはとても変わった人だ。私は今まで生きてきて、TVの中でも、本の中でもこういう人には会ったことがない。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
あの変人ぶりは、異様に長い雨季のような、自然界の違和感に近かった。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
変わった動物は保護されるのに、奇妙な人は排除されるとは可笑しなものだ
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
常識的な物差しから逸脱する人間
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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卑しくて犬のように這いずりまわっている
林芙美子 / 新版 放浪記
(風邪が)今さらもう治ったとは言いづらくなって、わざとせきをしてみせざるをえないくらい、彼は親切だった。
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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