丸い洋文字、四角い漢字
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
文字・活字
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......。又は学校、図書館あたりで。世界各地の博士や学士が。寄ってたかって研究し出した。キチガイ病気の書物を拡げて。ザット中味を調べて御覧よ。サテモ並んだ病気の名前じゃ。丸い洋文字、四角い漢字と。押し合いヘシ合い何百何千。指を折るさえ難儀な位じゃ。さては今では精神病者も。外科や内科の患者と同様。科学知識の光りに照され。底を見透す診察治療や。道理つくし......
ここに意味を表示
文字・活字の表現・描写・類語(言葉・話のカテゴリ)の一覧 ランダム5
燃えているような字体の梵字
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
蠅の頭ほどな細かい字
夏目 漱石 / 明暗 amazon
このカテゴリを全部見る
「言葉・話」カテゴリからランダム5
守屋の台詞は大部屋の空気を正確に言い当てていたし、「お祭り感覚」も決して的外れな指摘ではなかった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
(メモ書きの筆跡からは)多くのものを感じ取ることができた。鉛筆のかすれた跡からは情熱を、ばつ印には焦りを、力強く引かれた二本のアンダーラインからは確信を。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
虫の通った痕にも見える、自信のない字だった。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
同じカテゴリの表現一覧
言葉・話 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ