みとれるほどの美しさ。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:73% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
美しい・きれい
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......や、みつるぎは、どこでおもとめになったのか不思議だ。にわとりはどこで生れたのだろう。ああ昔はよかったに違いない。 そのじせつになるとちゃんと秋の風が吹く。魚屋はみとれるほどの美しさ。しけであろうと嵐であろうと、魚は陸へどしどしあがって来る。胸に黄いろいあばらのついた軍服で、近衛 の騎馬隊が、三角の旗を立てて風の中を走ってゆく。馬も食っている。......
単語の意味
見とれる(みとれる)
見とれる・・・あるものに心引かれて、ぼーっと見る。素敵なものに我を忘れて見入る。「見惚れる・見蕩れる」とも書く。
ここに意味を表示
美しい・きれいの表現・描写・類語(印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何もかもピカピカと手入れの行きとどいた
林芙美子 / 新版 放浪記
心の籠 った美しい世界
林芙美子 / 新版 放浪記
ふだんめったに見ることができないあんなにきれいなもの
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「印象」カテゴリからランダム5
(タムの葉は)葉一枚一枚の輪郭が細くてデリケートなのだ。その輪郭をずっと目で追っていると、めまいがしそうだった。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
眼にあまるほど散らかっている。
吉川英治 / 銀河まつり
同じカテゴリの表現一覧
印象 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ