TOP > 人物表現 > 性格・態度 > ナルシスト・自意識過剰


カテゴリ検索 単語の意味
すべての行為を誰かに監視されているようだ。自意識過剰などという言葉があるせいで、自分が感じるあらゆる感覚や感情は真実ではなく、自分の弱さによって増幅させられているのだと思わなければいけなかった。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ナルシスト・自意識過剰
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......な気がしたので構わず歩いた。 ようやく北沢川が見えたので、そのそばに座り込んでみたら、いつもの習慣で思わず泣きそうになったが、ゆっくりと息を吐いたら自制できた。すべての行為を誰かに監視されているようだ。自意識過剰などという言葉があるせいで、自分が感じるあらゆる感覚や感情は真実ではなく、自分の弱さによって増幅させられているのだと思わなければいけなかった。ある感覚をないことにするのは理屈上では簡単だけど、あくまでもそれは自分で理屈に負けてやっているだけの話で、負けを認めたからといっても、そのなかったことが引き連れ......
ここに意味を表示
ナルシスト・自意識過剰の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
鏡のぞきこんでるだろうが。白雪姫の意地悪継母みたいにさ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「性格・態度」カテゴリからランダム5
片意地の欠点が、家庭生活の中に、電気のコードを引きずっているようなめざわりさで考えられてくる。
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
性格・態度 の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分