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歓楽に耽溺 しやすい、従っていつでも現在をいちばん楽しく過ごすのを生まれながら本能としている
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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怠け者・ずぼらな性格
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前後の文章を含んだ引用
......も出さないで、旧友たちの通 って来た道筋にひた走りに走り込もうとしていた。 こんな夢のような楽しさがたわいもなく一週間ほどはなんの故障もひき起こさずに続いた。歓楽に耽溺 しやすい、従っていつでも現在をいちばん楽しく過ごすのを生まれながら本能としている葉子は、こんな有頂天 な境界 から一歩でも踏み出す事を極端に憎んだ。葉子が帰ってから一度しか会う事のできない妹たちが、休日にかけてしきりに遊びに来たいと訴え来るのを......
単語の意味
歓楽・懽楽(かんらく)
耽溺(たんでき)
歓楽・懽楽・・・喜んで楽しむこと。
耽溺・・・あることに心を奪われて、他を気にも止めないこと。女や酒やギャンブルなど、不健全なことに抜け出せないほど没頭すること。
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