TOP > 感覚表現 > ものの性質・特徴 > 興味がない・無関心
ポケットへ手をつっ込んで拍手なんかどうでもいいというようにのそのそみんなの間を歩きまわって
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ ページ位置:88% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
興味がない・無関心
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......てめいめい楽器をもって、ぞろぞろホールの舞台 から引きあげて来ました。首尾よく第六交響曲を仕上げたのです。ホールでは拍手 の音がまだ嵐 のように鳴って居 ります。楽長はポケットへ手をつっ込んで拍手なんかどうでもいいというようにのそのそみんなの間を歩きまわっていましたが、じつはどうして嬉 しさでいっぱいなのでした。みんなはたばこをくわえてマッチをすったり楽器をケースへ入れたりしました。 ホールはまだぱちぱち手が鳴って......
単語の意味
拍手(はくしゅ)
拍手・・・両手の平を打ち合わせて、音を出すこと。神を拝んだり、賞賛や賛成の気持ちをあらわす行為。
ここに意味を表示
興味がない・無関心の表現・描写・類語(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私は私のかつての楽園を、昔の女を見るような無関心で 眺めた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
まるでビフテキかオムレツでも取扱うような無関心さで、皿の中の脳髄をクルリと宙返りさせます
夢野久作 / ドグラ・マグラ
水が油を弾くような無関心な様子
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
このカテゴリを全部見る
「ものの性質・特徴」カテゴリからランダム5
茶の子の茶の子の朝茶の子
森鴎外 / 阿部一族
同じカテゴリの表現一覧
ものの性質・特徴 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ