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山羊髯(やぎひげ)を伝わって垂涎(よだれ)が一筋長々と流れて、蝸牛(かたつむり)の這った迹(あと)の様に歴然と光って居る。
夏目漱石 / 吾輩は猫である 作品を確認(amazon)
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単語の意味
歴然(れきぜん)
山羊鬚・山羊髭(やぎひげ)
蝸牛(かたつむり)
歴然・・・はっきりと明確である。議論の必要がないくらい、ありありと明らか。「然」は他の語の後ろに付いて、状態をあらわす字。
山羊鬚・山羊髭・・・山羊(やぎ)のひげのように顎(あご)の下に長く垂れ下がっている、人のひげ。
「鬚」の字は、ひげの中でも、顎ひげであることを強調する場合に使う。
蝸牛・・・陸にすむ巻貝の通称。渦巻き状の貝殻をもち、木の葉などの上を這う軟体動物。体はナメクジに似て、2対4本の触覚を持ち、長いほうの1対の先端に目がある。一般に移動能力が小さく、なかなか前に進まない。雌雄同体。でんでん虫。まいまい。
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結びきらない口の尻からひげをぬらして水飴のような涎(よだれ)が流れて
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
もつれた蜘蛛の巣のような唾液
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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