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仇敵でも見つけたようにその身体にとびかかった。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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襲う・襲いかかる・飛びかかる
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前後の文章を含んだ引用
......われました」 門倉は聞いて、泣くのか歓ぶのか分らないような声を上げた。彼は芦見に抱きついた。それから、両人は、酒匂鳳岳がそこに阿呆のように立っているのを見ると、仇敵でも見つけたようにその身体にとびかかった。 ――赤坂の一流料亭で玉堂の画幅をずらりとならべて、下見会が開かれる。蒐集家や学者、美術ジャーナリストが押しかける。東京でも一流の業者が会場を忙しげにうろうろす......
単語の意味
仇敵(きゅうてき)
身体(しんたい)
仇敵・・・深いうらみや憎しみをいだいている相手。かたき。
身体・・・人のからだ。肉体。
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猫背の男が、敏捷な獣のように挑みかかる
藤本 義一 / やさぐれ刑事 amazon
(ラクダ)駱駝は二足か三足ごとに、太古の武将のように頭を振り上げながら歩いていた。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
ワアワアわめきながら、暴れ馬のように若者たちが飛び込んでくる
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赤の左グラブが下から鋭くえぐるように飛び出し、青のグラブがそれを腕で受けた。それも束の間、すぐに青の左グラブが、チャンピオンの顔を狙う。チャンピオンは頭を低くして、避ける。打ち返す。避ける。打ち返す。ガードが弾く。打つ。打つ。汗が飛沫となって、飛ぶ。
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
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