立て襟 のホックをうるさそうにはずしたまま
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
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襟(えり)
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前後の文章を含んだ引用
......てあった。 そこにある日の午後君は尋ねて来たのだった。君は少しふきげんそうな、口の重い、癇 で背たけが伸び切らないといったような少年だった。きたない中学校の制服の立て襟 のホックをうるさそうにはずしたままにしていた、それが妙な事にはことにはっきりと私の記憶に残っている。 君は座につくとぶっきらぼうに自分のかいた絵を見てもらいたいと言い出した。君は片手ではかかえ......
単語の意味
襟・衿・領(えり)
襟・衿・領・・・1.衣服の、首を取り囲む所につけられている部分。また、そこにつける縁どりの布。カラー(collar)。和服では、前で交わる細長い部分やそこにつける布を指す。
2.首の後ろの部分。首筋。うなじ。
3.掛け布団の、首に直接あたる部分にかける細い布。
2.首の後ろの部分。首筋。うなじ。
3.掛け布団の、首に直接あたる部分にかける細い布。
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立て襟 のホックをうるさそうにはずしたまま
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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(襟飾りは)兵児帯(へこおび)の結び目のよう
夏目 漱石 / 三四郎 amazon
雲母を薄く引き延ばしたような、光った白い衣装
原田 康子 / 挽歌 amazon
服装もぱりっとしたスーツ姿で、いつもの荒廃的な印象がずいぶん消えていた。勝負の日だという意気込みが窺える。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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