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服装の印象・評価(和服、洋服問わず)の表現・描写・類語
いもりがはらわたをだしたような洋服
坂口 安吾 / 中庸 amazon
乳首の形がくっきりと見えるくらい薄いシャツ
村上 春樹 / 螢・納屋を焼く・その他の短編 amazon
(オフィスでの着こなし)茶色のニットタイ。シャツの袖は肘のところまでまくり上げられている。ズボンはクリーム色のチノパンツ、靴は茶色の柔らかい革のローファー、靴下はなし。カジュアルで自由なライフスタイルを示唆している。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
孝子は五十代半ばという年齢にしては、やや無謀とも思えるような真っ赤なドレスに身を包み、独特の存在感を漂わせている。
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
(季節感のちぐはぐな服装)そのようなそぐなわさによって、彼女は自分なりの世界観を表現している
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
十円玉の上に紙を敷いて上から鉛筆で塗りつぶせば十円玉の模様が浮かび上がるけれど、彼女の体操服の胸の部分も、鉛筆で塗りつぶせばブラジャーの複雑な花の刺繍が浮かび上がりそう。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
白木綿の肌襯衣(はだシャツ)をぴっちり肌につけ、だぶだぶの膝切りズボンを穿いて、手拭で頭を結んでいる娘たちは海鷗(うみがもめ)の並んでいるようである。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
蚊帳(かや)のように粗い法衣(ころも)
夏目 漱石 / 草枕 amazon
(ストライプ)紺色に細い白線がとびとびに飛んでいて、それを雨のようだといって彼女は「雨ふりの着物」などと手紙のなかで書いていた。
中野 重治 / 歌のわかれ (1950年) amazon
赤いアロハシャツが派手すぎて、目がチカチカする
川村 元気 / 世界から猫が消えたなら amazon
洋服は情報だ、と改めて思う。若葉ちゃんとは違う意味で、小川さんは全身情報だらけだった。ミノムシみたいに必死に掻き集めてその中にもぐりこんでいる若葉ちゃんと違って、小川さんは情報をアクセサリーのように身に着けている。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
女店員は腕をむき出しにし、夏のような薄着で快適そうだ。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
原色のカラフルなサマードレスを着ていて、外の陽ざしをそのまま持ってきたみたいだった。ひなたの 匂いがするようだ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(ハワイの女性が着る服)彼女は大きな葉が描いてあるムームーみたいなのを着ていたが、布地が厚くて高級そうだった。彼女が動くたびに植物が呼吸するように見えた。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
女達は、はすっぱなようすで煙草を吸い、露出度の高い、いかにも安物といった感じの服を身に着けている。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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