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その日の暮しにも困る位、憐 な身分
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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貧乏・お金がない
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前後の文章を含んだ引用
......日暮です。 唐 の都洛陽 の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。 若者は名を杜子春といって、元は金持の息子でしたが、今は財産を費 い尽して、その日の暮しにも困る位、憐 な身分になっているのです。 何しろその頃洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌 を極 めた都ですから、往来にはまだしっきりなく、人や車が通っていました。門一ぱいに当って......
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