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ナポレオンの晩年の悲運を思わせる、か細く丸くとがったあご
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:78% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......ても嫋やかで魅力が無ければ僕たち人間には訴えて来ません」  規矩男の云うことはだんだん独語的になって、何の意味か、かの女にも判らなくなって来た。しまいには規矩男はナポレオンの晩年の悲運を思わせる、か細く丸くとがったあごを内へ引いて苦笑した。稚気を帯びた糸切歯の根元に細い金冠がはまっている。かの女は急に規矩男が不憫ふびんたまらなくなった。かの女のきとめかねるような哀憐あいれんの情がつい仕草に......
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顎・頤・腭(あご)
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
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部屋の奥を顎で決(しゃく)った。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ指し示す
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