うなる・うめくの表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
時々ものにおびえるように、しわがれた声で、うめいている。
芥川龍之介 / 偸盗
力のない呻吟 の声が、暗 を誘うごとく、かすかにもれ始めた。
芥川龍之介 / 偸盗
(複数のうめき声)遠くで何か声がする。二匹の犬が争っているような 唸り声で、耳をすますとその声はすぐ消え、しばらくして、また長く続いた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
傷ついた熊のように、いつまでも唸るほかはない
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
「病院を出て、主人と別れましたの」 悲し気なところはなく、ただ事実を口にしているという口調だった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
あはは……」木山省吾が細い引きつまるような笑い声を上げた。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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