もう一つの傾斜へ続く、ちょっと階段の踊り場のようになった所
梶井基次郎 / 路上 ページ位置:63% 作品を確認(青空文庫)
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踊り場
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......った。起きあがろうとすると、力を入れた足がまたずるずる滑って行った。今度は片肱 をつき、尻餅をつき、背中まで地面につけて、やっとその姿勢で身体は止った。止った所はもう一つの傾斜へ続く、ちょっと階段の踊り場のようになった所であった。自分は鞄 を持った片手を、鞄 のまま泥について恐る恐る立ち上った。――いつの間にか本気になっていた。 誰かがどこかで見ていやしなかったかと、自分は眼の下の......
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もう一つの傾斜へ続く、ちょっと階段の踊り場のようになった所
梶井基次郎 / 路上
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展覧会に工場が競うて製作品を出品するように、あることないことの限りを捏造して語りあっている
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
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