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二月の風が破れた窓をならしていた。窓硝子にはりつけた爆風よけの紙がその風に少し剝がれて、カサ、カサと音をたてている。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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......どうかと考えたが……一「おやじの回診は何時に変ったんや」「三時半やろ」「また会議か」「うん」「あさましい世の中や。そんなにみんな、医学部長になりたいものかな」 二月の風が破れた窓をならしていた。窓硝子にはりつけた爆風よけの紙がその風に少し剝がれて、カサ、カサと音をたてている。第三研究室はこの病棟の北側にあったから、まだ午後二時半すぎたばかりだというのに夕暮のように暗く冷え冷えとしていた。 机の上に新聞紙をひろげて戸田は薬用葡萄糖をふ......
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一つの風の塊が舞いあがり、スカートが翻る。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
大きい束髪に風を入れていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
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街の汚れを含んだ冷たい風が吹きつけてくる
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
白いシーツが草の根を煮たてている 呪術師 のような格好で東から西に向って飛んでいった。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ強風・暴風風に飛ばされる
風にさからいながら、子供の走るかっこうが、海老のように見える。
林 芙美子 / ボルネオダイヤ「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon関連カテ走る・駆け回る
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後足あとあしは宙にもがいている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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